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RSウイルス感染症

最近、ニュースで「RSウイルス感染が急増!」という見出しを見たことはありませんか?

2020年は新型コロナウイルスの予防が世間に広がりRSウイルス感染症の流行も抑えられましたが、2021年はその反動で近年稀に見る大流行となり患者数が急速に増えています。

特に乳幼児は重症化するおそれのあるRSウイルス感染症。

その感染経路や症状、診断・治療方法、予防方法についてご紹介します。

目次

RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。

生涯にわたり感染を起こしますが、特に乳幼児のお子さんに非常に重篤な症状を引き起こす可能性のある感染症です。

お母さんから受け取っている抗体が存在しているにもかかわらず、生後数週から数ヶ月の期間に最も重症な症状を引き起こします。

RSウイルスが流行る季節と感染経路

RSウイルスは毎年11月~1月にかけて流行しますが、近年では夏季より流行が始まることもあります。

非常に感染力が強く、幼稚園や保育園で乳幼児の感染が拡大するケースがあります。

RSウイルスに感染している人が咳、くしゃみをする際に飛び散るしぶきを吸い込む飛沫感染や、ウイルスが付着している手指や物を触ったり舐めたりすることにより接触感染します。

約70%の乳児が生後最初の1年間でRSウイルスに罹患します。

また毎年6~83%のお子さんが再感染を経験していると報告されています。

RSウイルスの主な症状は?

軽い風邪症状から重症の細気管支炎や肺炎などに至るまで、さまざまな症状があります。

何度も感染することにより抗体ができ、重症度は年齢を追うごとに少なくなっていきます。

初感染では、咳、痰、鼻汁がよく見られ、また1歳以下のお子さんでは中耳炎の合併がよく見られます。

大人もRSウイルスに感染しますが、大人の場合はいわゆる普通の風邪の症状が一般的で、数日間で治癒することが多いのが特徴です。

診断方法

RSウイルス感染症の診断はウイルス抗原を検出することで診断をします。

お鼻の奥に細長い綿棒を挿入して、分泌物を採取し検査を行います。

当院ではRSウイルス感染症を診断するための抗原検査ができます。

RSウイルスの治療方法は?

RSウイルスに特効薬はなく、細菌感染ではありませんので、抗菌薬は効果はありません。

治療は症状を和らげる治療である対症療法を行います。

RSウイルスの予防方法

RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみによる「飛沫感染」や、ウイルスが付着した物を触った手や指で鼻や口、粘膜を触る「接触感染」によって感染します。

RSウイルスを予防するためにはマスクをかけ、こまめに手洗い・消毒を行うことが大切です。

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