内視鏡検査とは
内視鏡検査とは、先端に小型カメラを内蔵した細長い管を鼻や口、あるいは肛門から挿入し、食道・胃・十二指腸や大腸の内部を観察し、時に治療を行うものです。
当院では鼻から挿入する『経鼻内視鏡』を採用した胃カメラ検査と、肛門から内視鏡を挿入する大腸カメラ検査を行っています。
院長 杉野
ちなみに私は内視鏡と消化器病の専門医として、今まで約10,000件の内視鏡検査や治療を行ってきました。
約80倍の光学拡大機能を持つ最新の内視鏡を使い、痛みや不快感を最小限に抑えた検査を心がけています。
どんな時に胃カメラ・大腸カメラ検査を受けるの?
どんな症状の時に胃カメラや大腸カメラの検査を受けるのか?
また、その検査によってどんな疾患が分かるのか?
なかなか分かりにくいと思いますので簡単にご紹介いたします。
胃カメラ検査
症状:胸焼け、腹痛、食欲低下、黒色便、貧血
食道・胃・十二指腸に発生した潰瘍や腫瘍、ポリープなどを診断するために状況に応じて胃カメラ検査を検討します。
また、組織の一部をとって調べる病理細胞検査を行うことができます。
当院では最新の経鼻内視鏡(鼻から入れる内視鏡)を導入しております。極細の内視鏡を使用することで、検査中に嘔吐反射が少なくすることが可能です。
大腸カメラ検査
症状:腹痛、血便、下血、便秘、下痢、便潜血検査陽性
大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入する大腸カメラ検査を状況に応じて検討します。
また、組織の一部をとって調べたり(病理細胞検査)、ポリープを内視鏡的にポリープ切除術を行うことができます。
当院では最新の大腸内視鏡を導入しており、観察機能と挿入性の優れたスコープを導入しております。従来の内視鏡では判別の難しかった粘膜上の細かい病変も見逃しなく観察していきます。